【仁川共同】仁川アジアパラ大会第4日は21日、韓国の仁川で行われ、陸上男子400メートル(T52)の上与那原寛和が1分2秒93で2位となり、前日の100メートルに続き今大会二つ目の銀メダルを獲得した。
仲里進が代表チームに入る車いすラグビーは、予選ラウンドでインドネシア、韓国に連勝し決勝に進んだ。21日の決勝は再び韓国と対戦する。
陸上男子100メートル(切断などT42)で山本篤(スズキ)が12秒81のアジア新記録で連覇を達成し、今大会2冠目とした。女子100メートル(視覚障害T13)は佐藤智美(シャローム)が13秒62で2位、同種目の切断などT44、47で高桑早生(慶大)は3位だった。
サッカー7人制の日本は1次リーグ最終戦でシンガポールに4―0で快勝し、23日の決勝でイランとの対戦が決まった。
柔道は女子57キロ級の三輪順子、同63キロ級の米田真由美(ともに三井住友海上あいおい生命保険)がいずれも銀メダルを獲得した。
◆後半伸びなかった
上与那原寛和の話 スタートから前半は良かったが、300メートルあたりからスピードが上がらず後半の伸びがなかった。自分の思い通りのレースはできなかった。改善点は分かっており、収穫は得られている。金メダルを取りに来ているので、あと2種目で何とか狙いたい。