コラソン引き分け トヨタ紡織九州に24―24


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 日本ハンドボールリーグ(JHL)の琉球コラソンは2日、広島県中区スポーツセンターでトヨタ紡織九州と戦い、24―24で引き分けた。通算成績は1分け2敗。次週はホーム2連戦となり、浦添市民体育館で8日午後6時から北陸電力と、9日午後3時からトヨタ自動車東日本と対戦する。

琉球コラソン(1分け2敗)
 24―24(14―12,10―12)
トヨタ紡織九州(1勝1分け1敗)

◆決めきれず 勝利も遠く
 敵地3連戦を2勝1敗で勝ち越し、ホーム開幕を迎えるプランは、もろくも崩れた。琉球コラソンの東長濱秀吉監督は「攻めているのに点数につながらない。内容は悪くない。あとはシュートだけ」と言うが、そのシュートが決まらなくては勝利も遠い。
 簡単なシュートミスがあまりに目立った。後半には、退場で2人少ない劣勢を最少失点で乗り切るなど、守備は機能していた。連係してノーマークをつくりながら、決めれば一気に波に乗れる「ここぞ」のシュートを決めきれなかった。
 「練習から試合と同じ精神状態をつくらないといけない」と主将の水野裕紀。勝ち点1は死守したと切り替え、次週こそホームの大声援を力に殻を破りたい。