那覇市長選もあす投開票 待機児童解消や活性化が争点


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(左から)城間幹子氏、与世田兼稔氏

 県知事選に出馬した前職の辞職に伴う那覇市長選は16日、投開票される。無所属新人で前副市長の城間幹子氏(63)と無所属新人で前副知事の与世田兼稔氏(64)=自民、公明推薦=が一騎打ちを展開している。15日夕には、それぞれ最後の訴えをし、短期決戦の選挙戦を締めくくる。

 市長選では待機児童解消や市街地活性化、行財政改革、経済振興などのほか、米軍普天間飛行場の辺野古移設や輸送機オスプレイ配備など基地問題に対する基本姿勢が争点となる。
 城間氏は翁長雄志前市長の後継候補として「前市政からのバトンタッチを果たす」と訴える。14日は首里地域や新都心、真和志地域を遊説し、支持の拡大を呼び掛けた。15日は午後6時半から那覇市泉崎の県民広場前で必勝大集会に臨み、最後の訴えをする。
 与世田氏は自公体制で選挙に臨む候補として、「保守中道で支えられた市政を継続する」と訴える。14日は沖縄都市モノレール沿線の地域を重点的に遊説し、支持を訴えた。15日は午後6時から那覇市牧志の選挙事務所前で打ち上げ式に臨み、最後の訴えをする。