医療法人「徳洲会」の徳田虎雄前理事長(76)が、グループの病院建設をめぐり2006年にゼネコン側からリベート約1億円を受け取り、税務申告していなかったことが18日、分かった。前理事長が自主的に修正申告し、熊本国税局は所得隠しと判断したもようだ。
前理事長は延滞税を含め、所得税約三千数百万円を課税された。税務調査前に修正申告したため、重加算税は課されなかったとみられる。
徳洲会関係者などによると、徳田前理事長は系列病院を建設したゼネコン側から、工事費の3%程度をリベートとしてキックバックさせ、蓄積していた。
(共同通信)
徳田虎雄氏が1億所得隠し 病院建設でリベート、国税指摘
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琉球新報社