社会

防衛局、辺野古の海上作業再開 仮設桟橋設置へ

オイルフェンスのようなものが大型クレーンにつり上げられるキャンプ・シュワブ内=19日午前10時40分、名護市の汀間漁港から

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画で、沖縄防衛局は18日午後10時すぎから、米軍キャンプ・シュワブに大型トラック11台分の資材を搬入した。辺野古崎付近に設置予定の海底ボーリング調査などに使用する仮設桟橋の新設工事に向けた作業が週内にも開始される見通し。19日午前8時過ぎからは8月に設置していた浮桟橋の設置場所付近で、汚濁防止膜の再設置設置作業を開始しており、海上作業が再開された。

 仮設桟橋は砕石を海底に積み上げる「事実上の埋め立て工事」(防衛関係者)。知事選で新基地建設に反対する翁長雄志氏が当選した直後の作業開始で、世論の反発がさらに強まるとみられる。
 仮設桟橋は防衛局が6月中旬に大手ゼネコンの大成建設(東京)と契約した埋め立て本体工事に向けた準備工事の一つ。長さは陸上部約30メートル、海上部約70メートルの計約100メートル。工事は環境保全目的で汚濁防止膜を設置し、砕石が崩れないように鋼材も使用する。【琉球新報電子版】