経済

モノレール「浦西駅」イオン進出 2019年春に街開き

 沖縄都市モノレールの浦添延伸で、終点となる第4新駅(仮称・浦西駅)の周辺開発事業の概要が25日までに判明し、住友商事とイオン琉球が共同でショッピングセンターの進出を検討していることが分かった。

周辺開発には大和ハウス工業と第一交通産業、フィットネスプロモーション・ジスタス、みのり学園の参入も内定しており、2019年春の新駅開業に合わせた街開きを予定している。浦添市は広域集客の目玉として収容人数4500人規模のスポーツアリーナの建設を計画し、環境や健康を基軸にした土地利用を構想している。
 開発区域の面積は約20ヘクタールで、地権者は約200人。来年夏をめどに土地区画整理事業の主体となる「浦西駅周辺土地区画整理組合」(仮称)を設立する方向で、関係者による準備作業が進んでいる。一方、浦添市が実施したアンケートによると、地権者の6割が自身で土地利用を希望しており、企業側の事業提案と地権者意向との調整が当面の鍵となりそうだ。
 浦西駅は浦添市の西原入口交差点の北西側に位置する。新駅の開業により那覇空港と直結するほか、沖縄自動車道インターチェンジにも近く、千台規模のパークアンドライド駐車場の整備など全県交通網の結節点として利便性の向上が見込まれている。
 浦添市が募集した事業企画提案に対し、住友商事が浦西駅南側への大規模商業施設の誘致を提案。モノレール小禄駅での実績があるイオン琉球が運営に入る方向で調整が進んでいる。
 また、フィットネスジム「ジスタス」を運営するフィットネスプロモーションが提案する運動施設と併設する形で、浦添市は一括交付金を活用してアリーナ建設を計画する。
 大和ハウス工業と第一交通産業は高層マンションなど住宅開発を提案。幼稚園や調理師学校を運営するみのり学園は、栄養士資格を取得できる学校施設を検討している。(与那嶺松一郎)