障害者雇用率1・82% 大企業は法定2%超


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 厚生労働省は26日、障害者の雇用を義務付けられている従業員50人以上の企業で、今年6月1日時点の障害者雇用率が前年より0・06ポイント増の1・82%と過去最高を更新したと発表した。障害者を雇わなければならない法定雇用率は昨年4月に1・8%から2・0%へ引き上げられたが、千人以上の大企業は今回2・05%と、これを上回った。

 一方で50人以上100人未満の企業では1・46%にとどまる。厚労省は「大企業を中心に、企業の社会的責任として障害者の雇用を重視して取り組んだ結果ではないか」と評価。今後、中小企業に雇用を働きかける。
(共同通信)