第4回将棋アマチュア銀河戦の全国大会が7日、東京都渋谷区の将棋会館で開催され、県代表の桑江裕丈さん(30)=宮古島市=が初優勝を果たした。県勢のアマ全国タイトル獲得は、9月に城間春樹さん=那覇市=が優勝したアマ名人戦に続き2人目。
大会は囲碁・将棋チャンネルや全国各地のケーブルテレビ局などの主催で、11月にあったインターネット対戦を勝ち抜いた4人が出場した。桑江さんの初戦の相手は奨励会元3段だったが「粘り強く逆転勝ちに持ち込むことができ、弾みがついた」と振り返った。
その上で「日頃支えてもらっている妻とおなかの子に感謝している。将棋で追われる立場になってもしっかり戦いたい」と語った。