「エイサーかっこいい」 茨城の高校生、名護で文化交流


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羽地地域での民泊で、カチャーシーやエイサーなどで地元と県外高校生が交流を深めた=9日、名護市羽地支所

 【名護】今秋から修学旅行生の受け入れを本格化している名護市の羽地民泊推進協議会は9日、茨城県立鹿島高校の2年生を受け入れ、エイサーやカチャーシーなど沖縄の文化を通して交流を深めた。

 鹿島高校の280人が3泊4日の日程で8日に沖縄を訪れ、羽地地域のほか屋我地、古宇利(今帰仁村)の計3集落で1泊2日の民泊を行った。羽地地域にはそのうち76人が訪れ、農家ら19軒の民家に宿泊した。
 9日は羽地支所で地元の振慶名青年会(前川太輝会長)のメンバーら11人が躍動感あるエイサーを披露。希望者によるエイサー体験のほか、最後は全員でカチャーシーを踊り盛り上がった。
 同校の菅谷大雅君(16)は「全身を使い、すごく迫力があった」と話し、畠山史美也君(17)は「かっこよかった。魅力ある文化だと思う。沖縄文化を感じることができてとてもうれしい」と満足げだった。
 青年会の前川会長は「地元文化の発信もでき、こうした交流は広がってほしい」と話した。