証拠品投棄疑いで書類送検、愛知 男性警部補、停職処分も


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 愛知県瀬戸市の山中にカメラやバールなど刑事事件の証拠品を大量投棄したとして、県警は19日、証拠隠滅容疑で守山署刑事課の男性警部補(53)を書類送検し、停職6カ月の懲戒処分とした。警部補は同日、依願退職した。
 送検容疑は、守山署で扱った窃盗などの事件に関する証拠品38点を検察庁に送らず署内の書庫に保管。ことし9月14日、瀬戸市の山中にある河川敷に捨てて隠した疑い。
 県警によると、警部補は守山署で証拠品管理の担当になった2009年から、他にも約240事件に関する証拠品計約2500点をごみとして廃棄していたという。
(共同通信)