翁長知事、閣僚面談日程取れず


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 【東京】上京中の翁長雄志知事は25日、就任あいさつで県選出・国会議員の居室を訪ね、県政への支援を求めた。仲里利信、下地幹郎両衆院議員の居室で固く握手を交わし、選挙の労をねぎらった。一方、沖縄関係閣僚との面談の日程は同日午前に取れておらず、県東京事務所が調整を続けている。

 閣僚の日程が取れていないことについて翁長氏は、衆院選のために予算編成も遅れていることに触れ「私のスピード感を含めて、今回(の上京)は異例だと思っている」と記者団に語った。
 菅義偉官房長官が24日夜の会見で、翁長氏の面談要請を「私のところにはきていない」などと説明したことに関連し、前県政との対応の違いを問われると「東京事務所を中心に下から(関係を)積み上げていくのが、礼儀かなと思っている。新人の知事なので、これから場数を踏んで来年、再来年には直接電話をかけられればありがたい」と述べた。
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