政治

防衛相「基地分散は可能」 学生取材に3月“抑止力”を否定

中谷元防衛相

 防衛相に就任した中谷元氏がことし3月、大学生のインタビューの中で沖縄への米軍基地集中について「分散しようと思えば九州でも分散できるが、(県外の)抵抗が大きくてなかなかできない」と答えていたことが分かった。

政府はこれまで沖縄の基地集中の理由について「米海兵隊の一体運用の必要性」「県外移設による抑止力の低下」などと強調してきたが、そうした説明を事実上否定する見解だ。
 インタビューで中谷氏は「普天間が街の真ん中で危険な場所になっている。辺野古に移転したいが、そのためにもできるだけ日本各地に分散できる所はないか探している」と説明した上で「理解してくれる自治体があれば移転できるが『米軍反対』という所が多くてなかなか進まないことが沖縄に(基地が)集中している現実だ」などと話した。
 インタビューは慶応大法学部2年の大川ゆき乃さん(20)が代表を務める団体「BOKUmedia(ぼくメディア)」が動画サイトのユーチューブで公開している映像に収録されている。