【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画で、沖縄防衛局は10日、米軍キャンプ・シュワブに大型トラックやコンクリートミキサートラックなど十数台分の資材を搬入した。辺野古崎付近に設置予定の海底ボーリング調査などに使用する仮設桟橋に関連する資材とみられる。
沖縄防衛局は早ければ13日にも海上作業を再開する方向で準備を進めているほか、事実上の埋め立て工事となる仮設桟橋の設置にも近く着手する方針。民意を無視した政府の対応に県民の反発はさらに強まりそうだ。
大型トラックは10日午前8時半ごろ7台搬入されたほか、同日午後9時ごろコンクリートミキサートラックやクレーン車など4台が基地内に入った。トラックにはコンクリート板状の石材のようなものなどが積載されており、仮設桟橋の整備工事に使用する資材だとみられる。