芸能・文化

ヤマハ音楽コン、安次嶺希和子さん(高1)がグランプリ

グランプリを受賞した安次嶺希和子さん=11日、Zeppダイバーシティ東京

 【東京】ヤマハグループが主催する音楽コンテスト「The8th Music Revolution JAPAN FINAL」が11日、東京都江東区であり、沖縄市の安次嶺希和子さん(16)=興南高1年=が1位となるグランプリを受賞した。

来場者とネット中継視聴者の投票によるオーディエンス賞も同時に受けた。全国から応募のあった4522組(1万127人)の頂点に立った安次嶺さんは「生まれてきて良かった」と目を潤ませながらも笑顔を見せた。
 同コンテストで県出身のグランプリは初。同コンテストは23歳以下の若いアマチュアミュージシャンの登竜門で、受賞者にはプロデビューした人も多い。
 安次嶺さんは、自身で初めて作詞作曲した「太陽の雫」を披露。中川歌菜さん(20)=福岡市=が伴奏を務め、素直な心情を表現した楽曲と、伸びやかな歌声で会場を圧倒した。
 グランプリ発表で名を呼ばれた瞬間、うずくまってしまった安次嶺さん。「(先に決まった)オーディエンス賞がうれしくて、聞いている人に思いが伝わったと思った。グランプリで名前を呼ばれるとは思わなくて、うそっと思った」と話す。
 2年半前から歌のレッスンを始めたが、自信がなく、人に言えなかったという。「でも友達も家族も『あんたならできるよ』って前向きな言葉で励ましてくれた。沖縄の温かさのおかげ」と感謝した。「今まではただ歌うのが好きなだけだったが、少しずつ変わり、将来は思いを伝えられるアーティストになりたい」と目標を語った。



琉球新報