住民らゲート封鎖、資材搬入警戒 辺野古


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古への新基地建設計画をめぐり、13日にも沖縄防衛局が海上作業を再開するとみられることから、新基地建設に反対する市民らは同日朝から米軍キャンプ・シュワブの第1ゲート前で抗議行動を展開している。午前10時半現在、防衛局による海上作業は確認されていない。防衛局はシュワブ沖に警戒船約30隻を出し、市民らの動きを警戒している。

 13日午前7時ごろから市民ら約20人以上が同ゲート前で抗議。ゲート前に設置された鉄板区域に入ろうとした市民らを警察が強制排除しようとする場面もあり、現場は一時もみ合いとなった。沖縄平和運動センターの山城博治議長は市民らを排除しようとする警察に対して「県民への暴力だ」と訴えた。
 その後は、市民らは鉄板区域に入って座り込みを続けており、抗議の市民らと県警が対峙している。
【琉球新報電子版】

米軍キャンプ・シュワブ前に座り込む住民ら=13日午前9時ごろ、名護市辺野古
シュワブゲート内の鉄板に座り込む住民を強制排除しようとする警察官=13日午前7時25分、名護市辺野古