【読谷】米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ2機が13日午前、読谷村の米陸軍トリイ通信施設に3度飛来した。十数人の兵士が乗り降りする様子が確認された。村への事前通告はなかった。
目撃者によると、同施設内の着陸は3回。離陸後は伊江島上空を旋回したほか、パラシュート降下訓練を実施したとみられる。村は米陸軍や沖縄防衛局に対し抗議する方向で調整している。
米軍がオスプレイ配備前に日本政府に提出した環境レビュー書によると、同施設内の着陸帯は訓練に使う「戦術着陸帯」ではなく、物資や人員輸送に使う「管理着陸帯」に区分されている。