スポーツ

“芝整備”誘致・継続の鍵 サッカーキャンプを討議

特別ゲストの北澤豪さん=11日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター

 【宜野湾】沖縄サッカーキャンプフォーラム(県主催)が11日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開かれた。県内へサッカーキャンプを誘致する際の練習施設の芝生整備などの課題、今後の展望について、県や地元チームのFC琉球の関係者らが登壇して討議した。

 県スポーツ振興課班長の諸見里真さんは2012年度に落ち込んだキャンプ数も芝生環境の改善により、13年度には14チームとなり、14年度はさらに増加が確実視されていると説明。その上で「サッカーキャンプの誘致・継続には芝生環境の整備が不可欠」と指摘した。
 FC琉球代表取締役の下地良さんは「昨年度にサーカーキャンプが増えたことにより、遠征チーム同士でトレーニングマッチがたくさんこなせるようになった。それが好循環につながっている」と、今後キャンプ地のメッカになる可能性も秘めていることに期待した。
 読谷村ではサガン鳥栖がキャンプを続けている。村の観光振興係長の上地正人さんは、受け入れ体制で商工会や婦人会など、各種団体との連携を踏まえた取り組み策を紹介し「皆がもう一つのホームタウンと思えるような取り組みをしてきた」と話した。
 「芝人養成事業の成果」として報告した東洋メンテナンスの石井洋介さんは、県内での施工実績などを挙げた上で、県内での人材育成の取り組みを説明。県内施設では、赤土土壌が多いため、Jリーグ施設に対応するには川砂土壌での芝生管理が必要と指摘した。
 特別ゲストとして登壇した元日本代表の北澤豪さんは、サッカーキャンプ誘致に向けた県内自治体の取り組みについて「環境や受け入れ体制の面からも選手のモチベーションが上がるビジョンだと思う」と評価した。



琉球新報