【中国時報】労働時間は世界3位 女性の疲労度男性上回る


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 労動委員会(厚労省)が先ごろ行った調査によると、台湾の労働時間の長さは世界50カ国中、3位の長さで、女性の「一般的な疲労」と「労働に関連する疲労」の度合いがいずれも男性者を上回っていることが分かった。
 調査によると、台湾では法定労働時間が2週間で84時間。公務員の労働時間は週40時間と定められているにもかかわらず、実際毎週の平均労働時間は、43時間。男性の12・7%、女性の9・1%が49時間以上働いており、40時間以下の人は5%にすぎなかった。疲労指数では、男性は製造業、女性はサービス業従事者が最も高かった。女性の疲労指数は全体に男性より高い傾向にあり、特に高級管理職や大卒以上の女性の疲労度の高さが顕著だった。これは働く女性が母親や主婦の役目を兼務しなければならないことが原因だと調査では分析している。