辺野古、オイルフェンス設置続く 60人、ゲート前で抗議


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
シュプレヒコールを上げ、海保や新基地建設に抗議する市民ら=19日午前10時すぎ、名護市辺野古のキャンプ・シュワブ新ゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設が進む名護市辺野古の大浦湾海上では20日、前日にキャンプ・シュワブ陸地から瀬嵩方向に向けて設置した汚濁防止膜(オイルフェンス)をさらに延ばすため、沖縄防衛局の作業船が準備を進めている。市民らはカヌーをこいでオイルフェンスに横付けし、作業をやめるよう訴えた。

 キャンプ・シュワブゲート前では午前7時すぎから抗議活動を開始した。午前10時現在、市民ら約60人が結集し、新旧ゲート前を行き来しながら「海保の暴力はね返せ」とシュプレヒコールを上げ、抗議している。
【琉球新報電子版】