経済

上海に県産品店舗 体験型で文化発信

代理店契約を交わす福州六本木貿易の陳錦其社長(左から3人目)と上海沁■貿易の〓鷺社長(同4人目)=21日、豊見城市内

 県産品輸出のダイレクトチャイナ(浦添市、方徳輝社長)の関連会社で、中国の流通業者の「福州六本木貿易」(陳錦其社長)は3月中旬、上海市内の業者と提携して、沖縄に特化した体験型の店舗を初めて展開する。

県産品を取り扱う中国国内代理店は、北京や天津など10カ所となる。今後はさらに同様な形態の店舗展開を視野に、2015年中に20カ所の代理店契約を目指す。
 店舗は、沖縄の特産品販売や文化を発信する体験型の店舗「SAKURA TREE(サクラツリー)」。県産の食品や飲料、化粧品などの販売のほか、シークヮーサーや泡盛カクテルの試飲体験も取り入れる。ネット通販などで県産品に興味を持った上海の消費者が実際に商品に触れる機会を提供する。
 上海市内で店を開くのは、上海で服飾関連のデザインや輸出を手掛ける「上海沁■(チンヌイ)貿易」(〓鷺社長)。福州六本木貿易は21日、豊見城市内で上海沁■貿易と代理店契約を締結した。
 〓社長は「安心・安全」な日本製品に対する需要の高さや沖縄の魅力を指摘。その上で「数次査証(マルチビザ)の発行で上海からも多くの観光客が沖縄を訪れている。沖縄へ行ったことがない人だけでなく、沖縄をもう一度体験したいという人の需要も期待できる」と話した。将来的には県産品以外の日本製品も取り入れ「沖縄を中心とした日本文化を体験できる場にしたい」と話した。

注:■はクサカンムリに「訥」ツクリ
注:〓は西の下に「早」



琉球新報