白鵬、稀勢戦の取り直しを批判 「子どもでも分かる」


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33度目の優勝から一夜明け、記者会見する横綱白鵬=26日午前、東京都墨田区の宮城野部屋

 大相撲の横綱白鵬は26日、東京都墨田区の宮城野部屋で開かれた記者会見で、初場所13日目に同体取り直しとなった大関稀勢の里戦について「帰ってビデオを見た。子どもが見ても分かる相撲。なぜ取り直しにしたのか。もう少し緊張感を持ってほしい」と勝負審判の判断を批判した。
 この一番は白鵬が寄って出た土俵際で稀勢の里が小手投げを打った。軍配は白鵬に上がって物言いがつき、同体と見なされた。取り直しで白鵬が稀勢の里を押し倒し、優勝を決めた。
 さらに白鵬は「肌の色は関係ない。土俵に上がってまげを結っている日本の魂なんですよ。みんな同じ人間です」とも話した。
(共同通信)