那覇に富裕層ホテル かりゆし、琉球ホテルを建て替え


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 かりゆしグループ(平良朝敬CEO=最高経営責任者)が、那覇市泉崎にある「沖縄かりゆし琉球ホテル・ナハ」を建て替え、2017年7月に新たに富裕層向けの高級ホテル「OKINAWA EXES NAHA(オキナワ・エグゼス・ナハ)をオープンすることが27日、分かった。「沖縄かりゆし琉球ホテル・ナハ」はことし9月で閉館し、取り壊しに入る。

 新たなホテルは、同グループが恩納村で運営する「スパリゾートエグゼス」のコンセプトを取り入れたラグジュアリーホテルで、地上8階建てを予定。客室は現在の113室から60室前後に減らして広さを確保し、屋上にはプライベートプールが付いたヴィラ型の客室も数室配置する計画。レストランも併設する予定だ。
 平良CEOは「沖縄では今後、特にインバウンド(外国人客)の富裕層の需要が増えていく。実際に恩納村のエグゼスに泊まっている客からは那覇で泊まりたいとのリクエストもある。いろいろなタイプのホテルを提供することで、多様な客層のニーズに応えられる」と話した。