【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で11日、仮設桟橋の土台となる資材が入っているとみられる袋をキャンプ・シュワブビーチ前の台船からシュワブ内へ運び入れる様子が確認された。
これまで台船に載るコンクリートブロックや大型浮具(フロート)などを沖に運び、大型クレーンで海に投入、設置する作業がほとんどで基地内に資材を搬入する様子は見られなかった。
防衛局は月内に海底ボーリング調査と仮設桟橋設置の作業を開始するため作業を加速させている。
フロートの設置作業も10日に引き続き行われた。辺野古崎方面に置かれたほか、前日の作業で一部欠けていた安部沖にも新たにフロートを結び付けた。フロートはオイルフェンス内側にほぼ沿うような形で、シュワブ沿岸から長島方面まで延びている。