自衛隊の邦人救出、5事例を提示 武器使用、威嚇射撃も


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 政府は2日の自民党安全保障法制整備推進本部会合で、自衛隊が海外で邦人救出活動に当たるケースとして、邦人が多数乗る航空機がハイジャックされ空港に着陸した場合など5事例を示した。活動に際して、正当防衛だけでなく、任務遂行のための武器使用も可能とするよう重ねて提起した。具体的には、威嚇射撃ができるよう緩和したいとの考えを伝えた。

 ほかには(1)日本大使館が乗っ取られた場合(2)国外退避する邦人が集まる日本人学校などに向かうためバリケードを突破する場合(3)国外退避の邦人集合場所が群衆に取り囲まれて入れない場合(4)国外退避の邦人が別の場所に連れ去られた場合。
(共同通信)