音楽の島へ年2回ライブ 宮古島でNPO発足


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記者会見で発足をPRする江川ゲンタ代表理事(中央)と金城徹(左)、砂川靖夫の両理事=2月27日、宮古島市のホテル共和

 【宮古島】各種音楽イベントの開催などを通し「音楽があふれる島、宮古島」を目指すNPO「ミュージックアイランド宮古島推進協議会」(MIM)が2月27日、発足した。5月末には初の音楽イベント「宮古島ミュージックコンベンション」も開く予定で、関係者は「エコ、スポーツと共にミュージックを宮古島の新たな顔にしていきたい」と意気込んでいる。

 MIM代表理事にはドラマー・パーカッショニストの江川ゲンタ氏が就任。宮古島の文化、観光、教育関係者ら14人が会員に名を連ねた。今夏の法人化を目指す。
 市内にはライブハウスも多く、「それぞれをつなぎ、一丸となって宮古島の音楽シーンを盛り上げる拠点にしたい」と構想を語った。
 年に2回の音楽イベントを活動の主軸に据え、第1弾となる5月29~31日に実行委員会が主催する予定の「宮古島ミュージックコンベンション」を積極的に支える。山崎まさよしさんやカチンバ1551ら著名アーティストが出演する予定。
 またライブハウスなどのイベント案内や各学校、施設での音楽特別授業なども行い、宮古島の音楽の裾野を広げていく。