「市民の会」が19日に海保抗議集会 辺野古警備


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 米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古での基地建設をめぐり、「わんから市民の会」は19日午前10時半から、沖縄市海邦町の中城海上保安部前で大浦湾の海上保安庁の警備に抗議する「海保の暴力止める!3・19大行動」を開く。海保に対し大浦湾からの撤退を求める要請文も提出する。16日、県庁で記者会見を開いた市民の会の長堂登志子代表は、現在の海上保安庁警備について「本来の職務とはいえない」と批判、「海を守るという本来の仕事をしてほしい」と語った。

 市民の会は、19日午前9時半に宜野湾市役所前を出発する送迎バス2台を出す予定。人数に応じて増便も検討する。バス利用には千円が必要。「沖縄『建白書』を実現し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議」も、19日は那覇市の県庁前から午前10時出発のバスの行程を変更し、辺野古へ向かう前に沖縄市での大行動に参加するよう調整している。大行動についての問い合わせは、わんから市民の会(電話)090(8291)8436。