「忌引」12回不正に取得 仙台市職員を懲戒免職


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 実在しない叔母や、存命中の親族が死んだと偽り、12回にわたって忌引の不正取得を繰り返したとして、仙台市は26日、宮城野区公園課の総務係長(60)を懲戒免職処分にした。

 今年1月に叔父が亡くなって忌引の休みを申請した際、2010年に同じ叔父の死去名目で取得済みだったことから一連の不正が判明。「有給休暇を使い切ったので忌引を申請した。すみません」と謝罪しているという。今月末で定年退職の予定だった。
 市によると、係長は08年5月から13年9月までの間、実在しない叔父・叔母や、存命中の親族ら12人の名前で相次いで忌引を申請。計16日間の休みを不正に取得した。
(共同通信)