海洋博・首里城、入園最多687万人 観光好調で44万増


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国営沖縄記念公園の入園者数

 沖縄総合事務局は8日、2014年度の国営沖縄記念公園の入園者数を発表した。海洋博覧会地区と首里城地区を合わせた入園者数は前年度比6・8%増の686万7656人となり、国内外からの入域観光客数の伸びを反映して前年度に続いて過去最高を更新した。

主要施設の入館者数は沖縄美ら海水族館が同6・4%増の323万468人、首里城(有料区域)が同4・6%増の181万3274人だった。
 国営沖縄記念公園の入園者数は、13年度に約643万人を記録して5年ぶりに過去最高を更新したが、14年度はさらに約44万人の増加となった。内訳は海洋博覧会地区が6・5%増の434万5261人、首里城地区が7・4%増の252万2395人。
 海洋博覧会地区は昨年8月4日に累計入園者8千万人を達成するなど、年間の入園者も過去最高だった。
 2014年の沖縄への入域観光者数は前年比10%増の705万8300人で、うち外国人客が同62・2%の89万3500人、国内客が同5・1%増の616万4800人だった。美ら海水族館や首里城は沖縄を訪れる観光客に人気の施設であり、入域観光客数の増加が入園者数の押し上げにつながった。沖縄総合事務局によると、14年度は台風による休園がありながら年間を通じて順調に推移したという。
英文へ→Over 6.8 million people visit Ocean Expo and Shuri Castle