海人有志、30日に大会 新基地阻止へ結集


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 漁業関係者やマリンスポーツ業者らでつくる「美ら海を守り、活かす海人(うみんちゅ)・有志の会」が30日、うるま市の市健康福祉センターうるみんで結成大会を開催する。名護市辺野古の新基地建設への抗議行動に参加するほか、漁業関係者の人材育成を見据え、沖縄の海の在り方を考える場とする考え。

 4日、米軍キャンプ・シュワブのゲート前集会で関係者が発表した。大会には300人以上の集結を目標にしている。有志の会は「海人からも声を上げよう」を合言葉にことし1月に発足した。これまで辺野古沖で開かれた県民集会などに参加してきた。結成大会を機に県内外にアピールし、多くの賛同者を募る。
 呼び掛け人は糸満市の水産加工販売業イトサンの大城忠社長、かりゆしグループの平良朝敬CEO、海洋生物学者のキャサリン・ミュージックさん、日本自然保護協会の安部真理子さん、名護市議会の東恩納琢磨市議ら。