宮古島に自衛隊約800人配備打診 左藤防衛副大臣、下地市長面談


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下地敏彦宮古島市長(右)に、宮古島への陸上自衛隊の配備を打診する左藤章防衛副大臣(左から2人目)=11日午前10時15分ごろ、宮古島市役所平良庁舎

 【宮古島】防衛省の左藤章副大臣は11日午前10時、宮古島市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、陸上自衛隊の警備部隊、地対空ミサイル部隊、地対艦ミサイル部隊の合計約700~800人の部隊配備を正式に打診した。基地候補有力地として宮古島市の大福牧場と千代田カントリークラブの2カ所を挙げた。

 左藤副大臣は「国民の生命、財産、領土、領空を守らなければならない」と話し、南西諸島の防衛強化に理解を求めた。下地敏彦市長は「宮古の置かれた状況を考えると、理屈としては理解できる」と配備に理解を示し、今後、議会での議論を踏まえて市としての最終判断を出す考えを示した。【琉球新報電子版】
英文へ→Ministry of Defense to deploy JGSDF’s forces to Miyako-jima Island