コンベンションビューロー会長に平良氏 県が方針


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平良 朝敬氏

 県は13日までに、沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)の上原良幸会長(65)の後任に、かりゆしグループCEO(最高経営責任者)の平良朝敬氏(60)を起用する方針を固めた。

6月の評議員会と理事会を経て正式に選出される。
 平良氏は3月末に、グループ本体であるかりゆしの代表取締役会長を辞任。18日の株主総会でグループ10社の会長職についても全て辞任する見通し。
 一方、県は13日、1期目の任期を迎えている上原氏にOCVBの会長職を替える方針を伝えたという。
 平良氏は1954年生まれ、沖縄市出身。高千穂商科大学を中退し、76年にホテルなは入社。かりゆしホテルズ社長などを経て現職。2011年7月にOCVB副会長に就任したが、組織運営に反発し、任期途中で辞任した。
 昨年の県知事選では経済界の有志をまとめて翁長雄志氏の擁立に動くなど、県政交代の一翼を担った。