GDP年率2・4%増、1~3月 2期連続プラス


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 内閣府が20日発表した1~3月期の国内総生産(GDP、季節調整値)速報値は、物価変動を除く実質で前期比0・6%増、このペースが1年続くと仮定した年率換算では2・4%増で、2四半期連続のプラスとなった。昨年4月の消費税増税後の落ち込みから、景気が緩やかな回復基調にあることを示した。

 一方、同時に発表された2014年度の実質GDPは前年度比1・0%減で、5年ぶりのマイナス成長となった。景気の本格回復には、伸び悩んでいる消費の改善などが鍵を握る。
 1~3月期の個人消費は前期比0・4%増となり、設備投資も0・4%増。公共投資は1・4%減、輸出は2・4%増だった。
(共同通信)