沖縄気象台は11日午前11時、沖縄地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年は23日ごろで12日早い。昨年の梅雨明けは26日で、気象台は「(ことしは)かなり早い方」と話した。ことしの沖縄地方の梅雨入りは平年より11日遅い5月20日で、梅雨の期間は平年より23日短い22日間だった。1951年以降の観測史上3番目の短さだった。
梅雨の期間の降水量は、南大東島で平年比59%増の321・5ミリ、与那国島で46%増の217・0ミリ、西表島で24%増の199・5ミリ、名護で15%増の232・0ミリを記録した。那覇と久米島、石垣島を除く県内各地で平年値を上回った。
今後1週間の気温は平年よりかなり高いとみられ、気象台は熱中症などへの対策を呼び掛けている。
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