「女性ゼロ議会」が2割 全国の市区町村 


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 全国の1741市区町村議会のうち、女性が1人もいない「女性ゼロ議会」が約2割を占めることが27日、共同通信が都道府県選挙管理委員会に実施した調査で分かった。今年に入って統一地方選などで女性が当選し、ゼロ議会が減った地域はあるが、地方議会全体では、政府が掲げる「女性が輝く社会」に向けた男女共同参画の実現は遠い現状が浮かんだ。

 地方の人口減少や若い女性の都市部への流出が課題となる中、身近な政策を決める地方議会の五つに一つは女性が不在という現状に、専門家からは女性の政治参加を促す仕組みの構築を求める声が上がっている。
 調査は今月、都道府県選管などに実施。
(共同通信)