宜野湾市長「固定化阻止が公約」 県外移設問われ


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 【宜野湾】佐喜真淳宜野湾市長は25日の市議会一般質問で、2012年の同市長選で掲げた米軍普天間飛行場の県外移設を求めた公約について問われ「固定化は断固として反対し、阻止しなければいけないというのが公約だ」と答弁し、公約違反には当たらないとの認識を示した。

 知念吉男市議への答弁。佐喜真市長は「日米両政府は固定化ということを平気で言うようになっている。市民を代表して、一日も早い返還を勝ち取るのが私の役割だ」と強調。名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沖で進む基地建設作業については、「普天間飛行場の危険性を一日も早く除去するためにはあらゆる方策を講じ、追求すべきと考えているが、普天間飛行場を抱えている本市として、移設先について言及することは差し控えたい」(伊佐徳光基地政策部長)とした。