首相「理解深まった」 安保法早期採決に期待


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 安倍晋三首相は10日の衆院平和安全法制特別委員会で、安全保障関連法案と維新の党などの対案が並行審議されたことを受け、早期の法案採決に期待感を示した。「維新案と政府案の特徴や違い、どういう観点から議論されているかについて相当(国民の)理解が深まったのではないか。どこかの時点で決めるべき時は決めていただきたい」と述べた。徹底した審議を求め、反発を強める野党側をけん制した形だ。

 首相は「80時間を大幅に超える審議を通じ、議論が深まったからこそ維新案が出てきた」と強調した。
(共同通信)