市町村との協力確認 来年のウチナーンチュ大会向け初会合


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
世界のウチナーンチュ大会へ向け話し合う市町村の国際交流担当者=浦添市のJICA沖縄国際センター

 第1回県・市町村等国際交流担当者連絡会(県、県国際交流・人材育成センター主催)が22日、浦添市のJICA沖縄国際センターで開かれた。海外移住者師弟研修事業など、県や市町村の国際交流事業について課題を話し合った。来年開催する第6回世界のウチナーンチュ大会で、県と市町村が協力して取り組むことも確認した。

 県の担当者が、県内在住外国人は2014年に1万353人に達し、県人口の0・73%(全国29位)を占めていることなどを報告した。最も多い出身国は米国で、フィリピン、中国と続き、近年の留学生増加によりネパール、ベトナムなどの人々が増えている状況も説明した。
 討議で、海外移住者師弟受け入れに関して「研修内容や宿泊施設の情報共有」「日本語力の乏しい研修生への対応」「研修生の帰国後の活動状況について」などを担当者が話し合った。【琉球新報電子版】