USJ「県と詰めて」 沖縄相、海洋博公園など視察


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西普天間地区を視察し、佐喜真淳宜野湾市長から説明を受ける山口俊一沖縄担当相(左から2人目)

 山口俊一沖縄担当相が2日来県し、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」がテーマパーク事業を計画する本部町の国営海洋博公園や、国際医療拠点計画が進められている宜野湾市のキャンプ瑞慶覧・西普天間住宅地区跡地などを視察した。

USJの進出に当たり、規制緩和など国家戦略特区の指定などが必要とされていることについて山口氏は視察後、「まだ場所は決まっていないが、県から(要望を)挙げてもらうことになると思う。県とUSJとで煮詰めてもらい、話を聞いてからだ」と述べた。
 西普天間で宜野湾市の佐喜真淳市長から説明を受けた山口氏は記者団に、構想を具体化させる協議会が発足したことに触れ「年度内に中間的な考え方(のまとめ)をやっておいた方がいいと思う」と述べ、構想のとりまとめに向けた作業を急ぐ考えを示した。