佐喜真氏が出馬表明 「普天間の危険除去」 宜野湾市長選


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宜野湾市長選への出馬を表明する佐喜真淳氏=5日午後3時8分、宜野湾市野嵩のジュビランス

 【宜野湾】宜野湾市長の佐喜真淳氏(51)は5日、宜野湾市内で記者会見し、来年1月24日投開票の同市長選に2期目を懸けて出馬することを正式に表明した。

佐喜真氏は普天間飛行場移設問題について「最重要課題は基地問題」と強調。「普天間飛行場の固定化阻止、一日も早い閉鎖返還と危険性の除去に取り組んでいきたい」と訴えた。
 普天間飛行場の移設先については「危険性除去と基地負担軽減が普天間返還の原点だ。それを基本理念とし、後日の政策発表の場で発表したい」とした。3月末に返還されたキャンプ瑞慶覧・西普天間住宅地区については「まだスタートした段階で2期目は形を残せるようにしたい。(返還跡地の)モデル地区として普天間飛行場返還にもつなげていきたい」と語った。
 一方、市政野党側は候補者選考委員会を設け、人選作業を急いでいる。