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海兵隊グアム移転、21年開始 在沖部隊で米海軍幹部明言

 【ワシントン=問山栄恵本紙特派員】4日付の米軍準機関紙「星条旗」によると、米海軍省統合グアム計画室長(現地)のシャーン氏は在沖海兵隊のグアム移転について「海軍は最初の海兵隊が2021年に島に移転するための建設計画によって前進している。23年までの間には大多数が移転している」と述べた。

13年の安全保障協議委員会(2プラス2)の共同文書ではグアム移転を「20年代前半」から開始すると明記しているものの、具体的な時期については明らかにされなかった。米側から具体的な移転開始時期が出るのは初めて。
 仲井真弘多前知事は13年末に辺野古埋め立てを承認した際、牧港地区の「7年以内」の全面返還を求めていたが、知事要求の実現は困難であることがあらためて浮かび上がった形だ。
 日米両政府が13年に発表した嘉手納より南の基地の統合・返還計画では浦添市の牧港補給地区のうち、海兵隊の国外移転後に関わる海側の142ヘクタールについて「24年度またはその後」に返還するとしている。