来年は沖縄で会おう 世界若者ウチナーンチュ大会が閉幕


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フィナーレでカチャーシーをして盛り上がる参加者=15日、フィリピン・マニラ

 世界に移民した県系人の若者世代が集う「第4回世界若者ウチナーンチュ大会2015」は大会5日目の15日、フィリピン・マニラで閉会式・グラウンドフィナーレが開かれた。参加者は、県系ネットワークを使って2025年までに取り組む計画として、「世界のウチナーンチュが観光資源となったツーリズム」や「OKINAWAのブランド強化」などのアイデアを披露した。

 フィリピン、韓国、アメリカ、ブラジル、ボリビア、日本本土、沖縄から、若者だけでなく80歳の県系1世まで幅広い世代の80人が参加した。来年、沖縄で開かれる世界のウチナーンチュ大会に向け、バトンをつなぐ結束を見せた。
 沖縄から参加した比嘉和佳奈さん(22)=名桜大2年=は「海外参加者のルーツへの思いの強さを深く感じ、あらためて自分の古里沖縄を考えるきっかけになった」と話した。