宜野湾市長選、志村氏が意欲 野党系選考委要請に


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 【宜野湾】来年1月24日投開票の宜野湾市長選に向けて、市政野党系でつくる候補者選考委員会のメンバーらは21日、市内で志村恵一郎氏(63)と面談し、同市長選への立候補を正式に要請した。

要請後、記者団の取材に応じた志村氏は米軍普天間飛行場の移設問題について「県外移設を求める。市民が悩まされている基地被害を強く主張したい」と意欲を示した。
 近日中にも選考委員長の新垣清涼県議に立候補の意向を正式に伝える。自身の立場については「オール沖縄、オール宜野湾での要請だった。保革を超えた政策を踏襲していきたい」と述べた。要請には新垣県議のほか、渡嘉敷喜代子前県議、友寄信助元県議会議長、伊波洋一元宜野湾市長が同席した。
 市長選には現職の佐喜真淳氏(51)が再選を目指し出馬を表明している。