勇武ワールドに喝采 難病越えワンマンライブ


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歌を披露するコンスタントグロウ=20日、沖縄市上地のミュージックタウン音市場

 【沖縄】進行性の難病・脊髄性筋萎縮症を抱える謝花勇武さんがボーカルを務めるバンド「コンスタントグロウ」のワンマンライブが20日、沖縄市上地のミュージックタウン音市場で開催された。ファンら300人余が集まり、コンスタントグロウの独特の音楽を楽しんだ。

 謝花さんは「張り切って、いつも着ない黄色いシャツを着けてきた」と、気合十分に話すと、来場者が大きな喝采で応じた。
 ベースの春菜さんの名前が書かれたうちわを片手に持って声援を送った我如古盛健さん(59)=うるま市=は「素晴らしかった。これまで以上にいい。さらに進化している」と太鼓判。
 宜野湾市から来た神田洋司さん(27)=は「勇武さんの歌は聞いていて気持ちがいい」と話し、リズムに合わせて演奏を楽しんだ。