【宮古島】新報移動編集局「宮古島ウイーク」(宮古島市、琉球新報社主催、沖縄銀行特別協賛)のメーン事業である地域づくりフォーラムが30日午後、宮古島市のマティダ市民劇場で開かれ、約200人が参加した。
「地域資源を活用した宮古島の可能性」をテーマに、下地敏彦宮古島市長らが合併10年の節目を迎えた市の新たな10年、100年の発展を切り開く礎などをめぐって議論した。
前半は沖縄国際大の富川盛武教授が基調講演。宮古島にさまざまな伝統祭祀(さいし)や豊かな自然が残っていることを高く評価。「世界有数のリゾート地になる素地がある。エコ(環境)アイランドと観光が大きな推進力になる」と展望を語った。
パネル討議では下地市長、富川教授のほか下地義治宮古島商工会議所会頭、平良勝之宮古島観光協会副会長、土井幸子関東宮古郷友連合会会長が登壇した。