「地域の一員に」貢献誓う 沖女短大が開校式


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開校を祝ってエイサーを披露する児童教育学科1年次の座安加奈子さんら=5日、与那原町東浜の沖縄女子短期大学体育館

 【与那原】与那原町東浜に移転し地域から期待が寄せられている沖縄女子短期大学(鎌田佐多子学長)の開校式が5日、同大体育館で開催された。

 引き締まった表情の学生530人と職員らが見守る中、与那原町伝統の大綱曳模様をあしらった緞帳(どんちょう)をバックに、ステージでは1年次4人によるエイサーが披露され、幕を開けた。
 石川秀雄理事長と鎌田学長が「素晴らしい環境の下で学べる喜びを心にとどめ、気品と知性豊かな学生として行動し、地域の人たちと交流して地域発展に努めてほしい」などとあいさつした。
 続いて安里亜由美学生会長が「新しい環境で学べることに感謝し、学生という自覚をもってさまざまなことに挑戦する一方で、地域の一員として共に楽しく充実した毎日を過ごしたい」と述べた。
 開校を祝して大学から、町内の洋菓子店で作られたカップケーキが全学生に配られ喜ばれた。
(知花幸栄通信員)