台中市の台中女子高等中学(高校)で2日、校庭で行われた国旗掲揚式典の後、女子生徒十数人が全校生徒と教職員の前で上着とスカートを脱ぎ、ズボン姿になるという抗議行動を行った。
学校側は服装規定に関する委員会を開き、対応を検討している。
女子生徒たちは「男女同権」「女子にスカートをはかない自由を認めてほしい」と訴え、スカートとジャケットの制服以外に、体操服での登下校を認めるよう求めた。下に着ていたのは学校側が指定している体操服だった。
女子生徒のズボン着用は十数年にわたり全国で議論されてきた問題で、同校でも生徒の要求を受け、9月29日に服装規定に関する臨時会議を開いていた。
学校側は要求を真摯(しんし)に受け止め検討したいとしている。