経済

クヮンソウに鎮静成分 クレイ沖縄、大阪バイオなどが発見

 クレイ沖縄(那覇市)の渡嘉敷哲専務と大阪バイオサイエンス研究所(大阪府)の裏出良博研究部長、同志社女子大学(京都府)の小西天二教授(薬学博士)らが23日、県庁記者クラブで記者会見し、沖縄に自生する草「クヮンソウ」(和名アキノワスレグサ)に、鎮静効果があるといわれる「オキシピナタニン」というアミノ酸の1種が含まれていることを発見したと発表した。

 裏出氏らの研究によると、マウスなどの動物実験で、オキシピナタニンを含む水溶液を与えたマウスは、与えなかったマウスに比べ行動量が4割程度減少するという結果が得られた。
 これまでクヮンソウには睡眠促進効果があるといわれてきたが、どの成分が睡眠促進に作用しているのか解明されておらず、今回の発見について裏出氏は「オキシピナタニンには動物の脳波を落とす効果があり、睡眠促進効果を持つ可能性がある」と述べた。
 ただ、クヮンソウ中のほかの成分はまだ解明されておらず、裏出氏らは「ほかの成分が睡眠促進作用を持っている可能性もある」としている。
 裏出氏らは25日、同研究について那覇市の沖縄産業支援センターで開催する「睡眠フォーラム2007」で報告する。入場無料。問い合わせはクレイ沖縄098(853)9090。