市町村実行委設立を推進 検定撤回県民大会

 9月29日午後3時から宜野湾海浜公園で開催される「教科書検定意見撤回を求める県民大会」の実行委員会(実行委員長・仲里利信県議会議長)が6日、県議会で開かれ、県内全41市町村に地域実行委員会の立ち上げを求めることを確認した。また糸満市平和祈念公園内の「平和の火」を宜野湾海浜公園に届ける「平和の火リレー」を実施することも決めた。

 6日の会合では、実行委員会を県議会、県遺族連合会、県婦人連合会など22団体で構成することを確認。この日は、19団体の代表が集まった。今後、約1700団体に参加を呼び掛け、参加する団体を共催団体とすることを承認した。
 7日には、各市町村と市町村議会に地域実行委の設置を要請する説明会を県議会内で開く。
 また大会参加者の輸送について、各地域から会場まで片道無料乗車ができるよう、実行委からバス会社に協力を要請することを決めた。
 会議後の会見で、仲里実行委員長は、教科書の書き換えが「戦争につながるのではないか」と戦争体験者としての危惧(きぐ)を示した上で、「(『集団自決』検定問題は)沖縄だけの問題ではなく、全国的な問題。戦争のない平和な日本をつくることに、大会が一助になればと思う。ぜひ大成功に導きたい」と話した。
 大会の運営費は、1995年の「少女暴行事件県民総決起大会」を開催した際の剰余金と、各団体からの協賛金、カンパなどを使う。
 実行委事務局は県議会棟内に置く。連絡先は098(863)5923、ファクス098(863)5924。