あす県民大会 教科書検定撤回求める

 教科書検定意見撤回を求める県民大会(同実行委員会主催)は29日午後3時から、宜野湾海浜公園で開かれる。実行委員会は5万人以上の大会参加を目指している。同規模の県民大会開催は、1995年の米軍人による少女乱暴事件に抗議する県民大会以来。

高校歴史教科書の検定で沖縄戦における「集団自決」(強制集団死)の記述から日本軍強制を削除・修正した文部科学省に対し、検定意見撤回と、記述回復を求めていく。
 大会は実行委員会の構成団体22団体に加え、226(27日現在)の共催団体が開催。糸満市摩文仁の平和祈念公園から会場までの「平和の火リレー」が行われ、午前10時15分にスタート。大会では仲井真弘多県知事があいさつするほか、「集団自決」の証言者が発言する。
 実行委員会が27日午後、県議会で開かれ、大会当日に採択する決議案が承認された。決議文では「『集団自決』が日本軍による関与なしに起こり得なかったことは紛れもない事実であり、今回の削除・修正は体験者による数多くの証言を否定し歪曲(わいきょく)しようとするものである」と訴え、検定意見撤回と記述回復を求める。
 参加者は各地から会場周辺の路線バスで、新聞広告の乗車券を手渡せば片道無料となる。