経済

RACが那覇-慶良間、石垣-多良間路線の廃止決定

 琉球エアーコミューター(RAC、山田有社長)は21日の取締役会で那覇-慶良間、石垣-多良間両線の来年4月からの廃止を正式決定した。廃止計画で上がっていた石垣-波照間線については、竹富町が路線継続に向け補助金の上積みを検討していることから協議を続け、9月の取締役会までに結論を出す。
 3路線は9人乗り旅客機を毎日1往復2便運航しているが、慢性的に赤字が続いていた。

 RAC側は、県と地元町村からの補助金を加えてもなお8割の赤字を負担していることや、昨年来の原油価格の高騰と航空保安経費の増が経営を圧迫していると主張。県や3町村に補助金の上積みを求めていた。2003年度の同社の赤字負担額は3路線合計で9500万円。
 取締役に先立つ株主総会では05年3月期の決算が報告された。経常損失1900万円となり、補助金などの特別利益を計上した純利益は2900万円、累積赤字は前期の4億900万円から3億7900万円と縮小した。